
こんにちはっ^^
「ドイツに行ってきました」って言うと、大体「ドイツ?ドイツ料理って何があるの?イモ?ソーセージ?ビール?あ、ビールは料理じゃないかアハハ」って言われますが、あながち間違いではありません。
ドイツ人の主食はイモだし、スーパーのソーセージコーナーにはソーセージが山積みで売られてるし、ついでに言うとビールも栄養素として考えられています(笑)
私もドイツに行くまで同じように思っていましたが、旦那さんのご両親の作る料理を食べるようになり、ドイツ料理への見方が変わりました。「ドイツ料理、おいしいじゃん!」って。
なので今日は、今回のベルリン滞在中に作ってもらった料理や「これぞドイツ!」っていう食べ物の写真を載せていきたいと思います。
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まずはこれ、Rouladen(ロラーデン)はピクルスを肉で巻いて煮込んだ料理です。
ドイツ風の食卓は、大皿に盛られた料理を取り分けていくスタイル。これが面倒くさいと言えばそうなのですが、好きな分だけ取り分けられるのがいいところ。
付け合せにはじゃがいもと、紫キャベツのザワークラウト。
取り分けるとこんな風になります。好みがでていますが、イモ少なめ、バターパスタと紫キャベツのザワークラウト多め(笑)
ロラーデンの中身のピクルスはどの家庭でも入れるようですが、それ以外はオリジナリティが出ています。
義母の作るロラーデンはトマトピューレがたっぷり入っています。
グレービーソースをたっぷりかけて食べるのがドイツ的。ドイツ人はソースが大好き。
次の料理、メインは鹿肉です。
正直、鹿肉はパサパサしているし臭いが強いのであまり好みではありませんでした。
付け合せは紫キャベツのザワークラウトに、インゲンのサラダです。さらにもう1品、お皿に乗っている丸い物体ですが、イモを潰して丸めて茹でた「クヌーデル」というものです。潰した際に調味料や小麦粉を入れていて、モチモチした食感が特徴。
作るのに手間がかかるため今回は市販品利用でしたが、義母の作るクヌーデルは絶品です。
次のメニューですが、今のところドイツ料理の中で一番好きな「クロプセ」という料理です。実際は「ケーニヒスベルガークロプセ」という長い名前がついています。
この料理はお酢で酸味を利かせたスープに肉団子を浮かべた料理。
付け合せはイモのみが多いのですが、義母が作る時にはにんじんのグラッセがついてきます。この組み合わせがとってもおいしい!
クロプセのスープはお酢が効いているので、このスープとならイモがたくさん食べられます。
自分でも日本で何度か作ったのですが、この味はなかなか出せないんだよなぁ・・・
次はクリスマスのディナーメニューです。
付け合せはほぼ一緒で、クヌーデルに紫キャベツのザワークラウト、それにケールの炒め煮。
クリスマスには特別にガチョウやカモ、野ウサギといったお肉を食べる習慣があります。この日はガチョウとカモが食卓に並びました。
取り分けるとけっこうなボリュームになるんです。1皿でお腹いっぱい!
旦那さんの友人宅でウィンターグリルをしてきました。冬のBBQです。
ドイツのBBQではメインのお肉以外に複数のサラダが並ぶことが多いんです。
ポテトサラダ数種類にマカロニサラダ、グリーンサラダやトマトサラダなどなど。
ピクルスの入ったポテトサラダは特に焼きソーセージとの相性抜群です。
こちらはホームパーティーの際の食卓。人数が多かったのでビュッフェ形式です。
この他にも大鍋に入ったたくさんのソーセージや、イモをすりつぶして作るじゃがいもスープなどもありました。
ここにも私の大好物が一つあるんです。それがSchicht Salat(レイヤーサラダ)。
名前の由来は横から見るとわかりやすいのですが、具材が層になって敷き詰められているんです。
中身はネギやハム、りんご、パイナップルなど、水分量の多いものが使われています。これにマヨネーズベースのソースをかけて、チーズをたっぷりとのせてあります。
ソースはマヨベースですが、マヨネーズっぽさはほとんどなく、爽やかな酸味と甘味があるサラダです。
パーティーの時にはフルーツタルトもどどんと用意されていました。
お魚も食べます。これはイワシの酢漬けを冷たいスープに入れてりんごとピクルスと一緒に食べる料理です。(料理名分からず・・・)
聞くだけだと食欲は湧きませんが、お酢の酸味が効いていておいしい料理なんですよ。
こちらのメインメニューはマスです。
付け合せはじゃがいも炒め、キュウリの浅漬けにビーツのサラダ。
ビーツのサラダには刻んで辛味を抜いた玉ねぎが入っています。これも私の好きな付け合せの一つ!
その他、ドイツ人はお寿司だって食べるし、
友人が作ってくれるサンドイッチはおいしいし、
ドイツのファストフードといえばケバブだし、
トルコ惣菜屋さんにはおいしいお宝がいっぱい!
ドイツ料理ってあんまりイメージが沸かないとおもいますが、大体こんなものを食べていました。
今回は食べなかったけど「kassler カッスラー」という料理は豚肉を塩漬けにして燻製してある料理で、沖縄のスーチカーに似ていますが、これもおいしい。
ドイツにはまだまだ知られていないおいしいものがたくさん隠れているようです。