
先日、福岡-佐賀-長崎と旅行へ行ってきました。
佐賀・唐津では知らない人はいないというほどの名旅館「洋々閣」に泊まりましたが、しっとりとした落ち着きを感じ、お食事も楽しめる、思い出に残る旅館でした。
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洋々閣
洋々閣へは福岡空港から車で向かいました。所要時間は約1時間。福岡方面から車で向かう場合、二次の松原をひた走るドライブができてとっても気持ちいいですよ!
こちらの建物は大正時代に建てられたそうで、歴史を感じます。
建物全体がそうなんですが、お手入れが本当によく行き届いているようで、しっとりとした落ち着きのある清潔な空間が広がっています。
洋々閣にはいろんなタイプのお部屋があるようです。私たちが泊まったお部屋はたどり着くまでに迷ってしまいそうな場所にありました。(笑
館内の至るところに活けてある花を目印に、お部屋までたどり着きました。
ちょっとした休憩スペースから見える庭も完璧なまでに手入れされています。大人の落ち着き・・・!
渡り廊下からも池のある庭が見えます。この旅館はどこにいても庭が見えるんだなぁ。
ラウンジの藤のイスは、一度座るともう立ち上がれなくなってしまうほどすわり心地がよかったです。こんな場所でコーヒーを飲みながら読書、なんて素敵な時間だろうなぁ。
館内にはギャラリーもありました。
この時はNakazato Hanakoさんという陶芸作家さんの陶器が展示されていました。気に入ったものがあれば購入が可能です。
お部屋をご紹介!
私たちが泊まったお部屋をご紹介します。
8畳一間に板の間があります。小物なども最低限のみでスッキリしていて、広々とした印象です。
テレビにエアコンに、空気清浄機。お部屋に一台空気清浄機が備わっているのは嬉しいですね。
窓からはお庭が見えます。
ここから見えるお庭も絵のようですね。
板の間の奥には洗顔スペースがありました。
洗面台もとってもキレイ!
この奥にはトイレとお風呂がありました。
トイレはウォシュレット付の洋式で、新築のようなきれいさです。
ヒノキのお風呂!
大浴場にはいかずこちらのお風呂を利用しましたが、シャワーの水圧も申し分なく、すぐにお湯が出ます。
こちらは浴衣セット。
足袋もあって、足が冷えてしまう人には嬉しいんじゃないかな。
夕食
今回はいとこの結婚のお祝いで伺ったので、夕食は特別メニューをいただきました!
大広間でのお祝いの席がスタートです♪
前菜
お造り
お椀
そしてでました、鯛です!身がふっくらしていて、ほろほろと崩れていくほど柔らかくて美味しかったなぁ。
炊き合わせには菜の花が!春はすぐそこですね。
佐賀牛の炙りと蒸し上げ湯葉。わさびで頂きます。柔らかい佐賀牛と湯葉にまぶしてあるあられが食感をプラスして、ビールが進みます!
伊勢海老の赤出汁
冷めてしまった(←自分が悪い)のですが、伊勢海老を贅沢に使っているようで海老の旨みがぎゅーっと出ていました。美味しかったぁ♪
フルーツマリネは酸味がほとんど無く、フルーツの甘みがたっぷりでするするっと入っていきました。
朝食
朝ごはんは朝食会場で頂きます。寝ぼけ眼で到着した時にはすでに朝ごはんが並べられていました。うーん、バラエティー豊か!
ですが、次々とお味噌汁やおかゆが運ばれてきます。ちなみに白米かおかゆを選ぶことができますよ。
さらに焼き魚が加わって・・・
朝ごはんが整いました!はまぐりが入ったお味噌汁がしみじみと嬉しかったです。こんな朝ごはん、毎日食べたい!
ちなみに、朝食会場には外国人がいました。なるほど確かに、海外の人にはぜひこんな旅館に泊まってみて欲しいと思います。
食後にはコーヒーも頂きました。
洋々閣のお食事はどれも一つ一つ丁寧に作られていて、お食事だけでも来る価値のあるほどだと思いました。
お祝いの席で利用させていただけて、とてもいい思い出ができました。
ここには何十年か経ったらぜひまた来てみたいなぁ。今回の旅行を思い出したり、今とはまた違った印象の滞在を楽しめるんじゃないかな、と思います。